心の栄養
投稿者: 研究所 所員 日時: 2008年07月28日 20:23 | コメント (0) | トラックバック (0)
今月11日、経団連主催の社内広報フォーラムでセミナー講師を担当する機会がありました。フォーラムは毎年2回大阪と東京で開催、各企業の社内広報担当者が集い、一日かけて社内コミュニケーションの質を高めるための講義、事例発表、ディスカッションが行われます。私のセミナーでは、参加者の成功体験、失敗談をグループディスカッションのテーマに、それぞれのストーリーを皆に共有してもらいました。
いざ話し合ってみると、担当者が自分ではたいしたことはないと考えていたことも、他社の担当者から見ると驚くべきことであったり、真似できないことであったことが多かったようです。セミナー終了後、参加者からのコメントを見ると、「勇気付けられた」、「明日から頑張る気力をもらった」、などノウハウやテクニックというより、「元気が出た」というものが多かったのが非常に印象的でした。
そこでふとある記事を思い出しました。日本経済新聞夕刊6月30日付、丹羽宇一郎・伊藤忠商事会長のコラム「あすへの話題」の最終回。「経営の真髄は人をどう動かすかにかかっている。私が心がけているのは『認める』『任せる』『褒める」の三段階だ」と丹羽氏は強調しています。「人は食事で体に栄養を与えるように、心にも栄養を与えることが欠かせない。心の栄養とは、仕事、読書、人との交流などを通じて成功、失敗、感動など成長の体験を重ねることだ」
社内広報担当者にとって、このようなセミナーは、他社の人と交流し、自分のやってきたことを客観的に見つめ直すきっかけとなる、すなわち心の栄養なのだと気づきました。 そして社内広報担当者は、社内コミュニケーションを通じて、社員の心に栄養を提供する役割の人。社内コミュニケーションが企業にとって大切なものであるならば、社内広報担当者に熱意ある人材を配置すると同時に、心に「栄養」をたっぷりと与え、成功、失敗、感動など成長の体験を重ねることが大事なのだと感じます。
あなたの会社の社内広報担当者は、心の栄養を満タンにしていますか?
