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情報の意味付け

日時: 2009年08月27日 14:31 | コメント (0) | トラックバック (0)


 最近はあまり頻繁には聞かなくなりましたが、テレビCMで固有の企業広告に必ず同じメロディが流れるという手法がとられていました。これは、ある情報について五感を使った体験と結びつけることで、記憶に深く結びつけることを目的としています。ゆえに、そのメロディを聞くと、映像や情報を見ていなくても、その企業のことを思い出すという効果があります。

 先日、あるお客様の仕事で、社長が社内事業所を全国行脚するのに合わせて社内報を手渡しするという企画に参画しました。社員から見るとただ単に社長の現場訪問と社内報をセットにしただけのように思えますが、実は先に述べたテレビCMと同じ目的がありました。つまり伝達したい情報を、その時の体験と結び付けることで、社員の頭にしっかりと残しておくことを狙っています。もちろん、情報と体験にしっかりとした関連性がなくてはならず、さらにある種の驚きの要素がなければ記憶には残りませんが。

 こうした事例から見えてくることは、経営から社員に対して伝達している情報をいかに個々の社員の体験と結び付けられるかが、情報を意味あるものにする上でのポイントとなることがわかります。
考えてみればこれは当たり前のことではありますが、部門最適が優先され、ある目的を持つ施策と、伝えたいメッセージの情報伝達がバラバラになってしまっているのが実情です。体験と結び付けるちょっとした工夫で、伝わり方が変わる。社内で行われている行事や施策を再度見直してみてはいかがでしょうか?

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