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中間言語とは?

日時: 2009年05月18日 10:58 | コメント (0) | トラックバック (0)


 先日、IDEOという有名なプロダクトデザインの会社とコラボレーションしているデザイナーの講演を聴きに行きました。「中間言語」という概念をお話しされていたのが非常に印象に残りました。

 中間言語とは、言語とデザインの間にあるもので、アウトプットの世界観やイメージを創り上げ、共有することができるものです。具体的には、この方は中に木やアルミなどの素材、香りを放つもの、テクスチャを感じるものが入っているマテリアルボックスというものを持ち歩いているそうです。クライアントがうまくイメージを自分の言葉で話せないときに、素材を見てもらい、組み合わせたりしながら近いイメージを引き出していくことができるとのこと。ちなみに一般的には、中間言語とは、コンピュータのプログラムや、第二外国語を習得している人の言語などとして使われています。

 実は自分達の身の周りにも、とても多くの中間言語があることに気づきました。日常会話の中で使う比喩なども比較的中間言語に近いものだと思います。また、仕事の中では、プロトタイプやストーリーテリングなどの手法を活用し、お互いのイメージを共有していくことが良くあります。おそらく、この中間言語の重要なポイントは、お互いの言葉にできない感情の部分をいかに引き出すか、ということなのだと思います。

 とかくビジネスの現場でも組織内においても、言語で表現されることが理解されやすく、優先されてしまいます。しかし組織をひとつに束ね、活性化していくには、こうした言葉に表されない気持ちや想いを引き出し、共有することが大切なのかもしれないと感じています。

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